医学部学士編入試験志望理由書について

バイト先の塾で生徒を全員さん呼びにしろという謎の号令がかかりました。Rです。

今回は医学部学士編入試験において避けては通れない「志望理由書」について書いていきます。

目次

志望理由書作成で最も大切なこと

無論個人的な見解です。

早速話の腰を折るようで申し訳ないのですが、志望理由書作成において最も大切なことは「いかに時間と労力を割かないか」に尽きると思います。

語弊を恐れず言いますが、書類選考を実施している一部の大学を除き、医学部学士編入試験において合否を分ける要素として圧倒的なウエイトを締めているのは「筆記試験の得点」です。

全ての大学の募集要項に目を通したわけではありませんが、志望理由書が得点に加算される大学なんて私は知りません。あったら教えてください。

従って、志望理由書のストーリー作成のせいで貴重な勉強時間を失うことはなんとしても避けなければなりません。

また、せっかく魂込めて作った志望理由書ですが、残念ながら面接試験までに隅から隅まで目を通してくれるほど大学の教授陣は暇ではありません。

それならこっちだってまともに読まれもしないものに労力費やすほど暇じゃないよくらいに思っちゃいましょう。少なくとも私はそう考えてました。実際志望理由書に関して誰かに相談などしませんでしたし、フォーマットは1時間程度で書き上げて使い回していました。

志望理由書作成のポイント

さて、前置きで続きを読む気が失せた方もいらっしゃるかと思いますが、長々と苦痛を感じさせるのも申し訳ないので簡潔に私が志望理由書作成で意識していたポイントをお伝えします。

最も意識していた点は、「現在の医学・医療が抱える問題点を指摘する」ことです。

私は整形外科・スポーツドクター志望のため、包み隠さずその旨を書いていました。ただ、医師やスポーツドクターに対する憧れのような物はいっさい書いていません。仮に医師に憧れて医学部編入に挑戦しようと思ったとしても、全面に押し出すのはいかがなものかと個人的には思います。

では私の場合どうしていたのか。

簡単に言うと「MRをしていて感じたのは外科医はオペにしか興味が無い、薬物治療や運動、栄養等QOLを向上させるためのアプローチは複数存在する。自分は整形外科医として疾患の治療だけでなく運動の啓発による予防にも目を向けることで健康寿命の延伸に貢献したい」と言った内容にしていました。

言い回しはさすがにもう少し丁寧にしましたが、内容はこの通りです。

面接でも「医者はわがままなやつばっかりで大変だったでしょ!どんな所直して欲しい?」といかにもわがままそうで直すべき所だらけに見える教授が聞いてきたので、向こうとしても「自分達の凝り固まった固定観念を覆す存在」を学士編入生に求めているなという印象を感じました。

実際は私に医学・医療界を変える能力も人間性も全くないのですが、問題点についてしっかり考えていることをアピールするのが最も大切なのではないかと思います。

まとめ

今回は志望理由書について私の考えを書かせていただきました。繰り返しになりますが、志望理由書などさっさと書いて勉強に専念すべきというのが私のぶれない信念です。優先順位を間違えず、かつ面接官に最大限刺さる志望理由書が書けるよう頑張ってください。

ご相談などがあればいつでもご連絡ください。

それでは。

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