医学部学士編入試験生命科学記述問題対策〜腎臓での血圧調節〜

Rです。大学のテスト直前ですが身を削って投稿します。

今回は医学部学士編入試験において、避けては通れない生命科学記述問題についてです。

記述問題では20字ほどの一文で簡潔に答えるものから、400字程度の壮大な超大作を書かなければならない問題まで幅広い問題が存在します。問題集を行なっている方は模範解答が付いてることかと思いますが、「他の人の解答が知りたい!」「模範解答は完璧過ぎて本番でここまで書けない、実際合格してる人がどの程度の内容を書くか知りたい」等のご意見があるのではないかとふと思い立ちました。

そこで!私ならこう書くという解答を定期的に投稿させていただければと思います。私にとっては普段偉そうなことを言ってるのに実は大したことないやつだとバレるリスクしかない出血大サービスの企画です。

ただし、私の解答は私の解答に過ぎないので、合格点を保証する物ではないということはくれぐれもご了承ください。無論皆様のお役に少しでも立てるよう、解答は全力で作成いたします。

目次

医学部学士編入試験における記述問題

まずは記述問題に対して私が意識していたことをご紹介します。

①文字数に対する考え方

例えば200字程度で書けという記述問題を見て、皆さんはどう感じるでしょうか。「このポイントをなんとか広げて200文字に近づけよう…」などと思ったらもう負けです。

なぜなら、文字数はその問題に対する解答を過不足なく記述すれば丁度そのくらいの文字数になると計算されているからです!200文字の問題であれば、無理に同じような内容を何度も繰り返して膨らませなくても、必要な情報をしっかりと書けば自然に200文字程度の解答になるよう設計されているのです。従って、まずは「これとこれとこれを書く!」という大まかな作戦を立て、それぞれのポイントを何文字くらいでまとめるか考えましょう。

②文章の構成

記述問題の大原則は、「大事なことから書いていく」ことです!例えば「獲得免疫について説明せよ」という問題が出たとして、皆さんは何から書き始めるでしょうか。当然「獲得免疫とは〜である」という定義ですよね。これをバシッと一文目に書いてから、T細胞がどうとかB細胞がどうとかの具体的な内容について書いていくんです。書きたいポイントが3つあるときも、それぞれのポイントごとに重要なポイントから書いていくのが鉄則です。この鉄則を守っていれば非常に読みやすい解答を作ることができます。

③丁寧かつ大きな字で!

小学生じゃないんだから…とツッコミを受けそうですが、あえてお伝えする必要があるくらいには重要です。私は字に関しては壊滅的な下手さで、昔のノートなどは自分でも解読不能なことが多々あります。従ってこの「丁寧に書く」というポイントは常に意識していました。「美しく」とか、「綺麗に書く」ではなくて「丁寧な」という所がミソです。美しさは初めから諦めているので、下手くそなりにも丁寧に書きましたってことを文字から伝えることが重要です。で、恐らくなんですがこの気持ちは伝わります。上手くなくても、丁寧に書くことが大事です。また、あまり小さい字になりすぎないことも注意しましょう。私はガサツofガサツ人間で文字も大きかったためこの点は心配無用でしたが、採点するのは老眼まっしぐらの教授陣だということを念頭に置いてください。大きな文字を書いて気持ち良く採点させてあげましょう。

腎臓での血圧調節に関する問題

それでは本題に入りましょう。今回挑戦する問題はこちらです。

・腎臓での血圧調節について300字程度で説明せよ。

まずは解答案から。

「血圧低下に伴い腎血流量が低下すると、腎臓において血圧を上昇させる機構が働く。まず腎血流量低下を感知した傍糸球体細胞がレニンを産生する。レニンは肝臓で産生されたアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンⅠ(ATⅠ)に変換する。更にATⅠは肺から産生されるACEの働きでアンジオテンシンⅡ(ATⅡ)となる。ATⅡは血管収縮作用を持つため血圧上昇に働くと共に、副腎皮質ホルモンであるアルドステロンの産生を促進する。アルドステロンは腎尿細管におけるNa+の再吸収を促進する。Na+の再吸収による血漿浸透圧上昇に伴い脳下垂体後葉からバソプレシンが分泌され、腎臓での水の再吸収が促進され、循環体液量が増加し、血圧が上昇する。」(299文字)

いかがでしょうか。個人的に意識した点は以下の通りです。

「血圧が下がると」という書き出し

これめちゃくちゃ大事です。腎臓による血圧調節と言えば当然RA系を書くというのはおわかりだと思いますが、この機構はそもそも血圧低下→腎血流量低下を感知することで発動します。腎血流量低下に対する反応としてレニンが産生されて、ATⅡやらアルドステロンが出てきて〜という流れで書き始めると非常にスムーズです。また、上記したように大事なことから書くという意味でも、「血圧低下を感知して血圧を上昇するシステムが腎臓に存在する」ということを冒頭に言い切るのが非常に重要です。

他の例ですと血中のカルシウム調節機構なんかも同じことが言えますね。つまり「まず血中のカルシウムが低下すると」と書き出せばそれに対する反応としてPTHが増えるとか、VD3合成が促進されるとかって書いていけるわけです。

②「どこで」できた「何」が「何」によって「何」に変えられるかを明確に!

ややこしくなりがちな話こそ明確に書くことでわかりやすくなります。ただし、ときには何がどこで作られるかど忘れしてしまうこともあると思います。そんなときは自信無いものを書くくらいなら省いてしまいましょう。ACEがATⅠ→ATⅡに変換することを知っていれば肺で産生されることは書けなくても大きな減点にはなりません。それが一番知りたいのであれば「ACEが産生されるのはどこか?」という問題を出します。

まとめ

今回は医学部学士編入試験の記述問題対策として、私なりの解答を作ってみました。

定期的に色んな問題の解答を作っていきたいと思いますので、この問題の解答作ってという方はどしどしコメントお寄せください。少しでも皆様の勉強の手助けになれば幸いです。

それでは。

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