医学部学士編入試験記述問題対策〜嗅覚受容体について〜

Rです。毎年トイレで便座に座ったときひゃっとなったら寒くなったなと感じます。

はじめに

今回は恒例の医学部学士編入試験記述問題対策です。

お題は嗅覚受容体についてです。実は私が阪大を受験した年に出た問題なのですが、意外と目にする問題なのと生物の体って凄いなと感心させられるメカニズムなので取り上げてみました。

恐らく某大手予備校の講義を受講している方はご存知の内容かと思いますが、いざ自分の言葉にしてみると意外と難しいお題なので、軽く参考にしていただいて皆さんにも練習してみていただきたいです。

解答案

それでは早速問題と解答例を見てみましょう。

問.人間の嗅覚受容体は約100種類ほどだが、およそほとんどの匂いを嗅ぎ分けることができる。なぜこのようなことが可能か理由を答えよ。

答.人間は匂い分子が結合する受容体の組み合わせによっておよそ無限に近い匂いを嗅ぎ分けることができる。嗅覚受容体は100種類程度しかないが、匂い分子はそれぞれ1種類の受容体にのみ結合するわけではなく、複数の受容体に結合できる。従って、結合パターンは理論上2100通りの組み合わせが存在する。この組み合わせによって入力される刺激が調整され、嗅覚として嗅ぎ分けることが可能となっている。

(189文字)

解説

解説というとめちゃくちゃ大袈裟ですが簡単に意識した点を綴ります。

今回は「人間がおよそ無限に存在する匂いを嗅ぎ分けられるメカニズム」についての記述なので匂い分子が受容体に結合してからのシグナル伝達等については言及していません。できるだけシンプルにかつしっかり理解しているよとアピールすることを心がけました。

毎度繰り返しになりますが、最も大切なことは初めに言います。この問題に対する解答で最も大切なポイントは「受容体に結合する匂い分子の組み合わせによって匂いを嗅ぎ分けることができる」という点です。ここを外さなければ大きな減点は無いはずです。

まとめ

今回は医学部学士編入試験記述問題対策として嗅覚受容体に関する記述問題を取り上げました。

私の解答案はあくまで一例であり、高得点を保証する物では決してありませんのでご理解の程よろしくお願いいたします。

むしろ「いやこんなへぼいのが受かるんかい」くらいになめてきてくれたら最高です。

記述問題対策としてとりあげて欲しいテーマ等ありましたら遠慮なくリクエストお願いします。

それでは。

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