文系でも受かる?学歴差別は?年齢制限は?性別で差別される?〜医学部学士編入試験にまつわる様々な質問に一撃で回答します〜

Rです。バイト先の塾の講師試験で盛大にやらかして意気消沈しております。

目次

医学部学士編入試験にまつわる様々な疑問

医学部学士編入試験については以下の投稿をご覧ください。

医学部学士編入試験〜闇のゲーム〜

さて、医学部学士編入試験について、良くこんなご質問をいただきます。

  • 学歴フィルターは存在する?
  • 文系は不利?
  • 女性は厳しい?
  • 年齢制限はある?

ご覧のような疑問を抱く気持ちは非常に良くわかります。医学部学士編入への挑戦は軽い気持ちで行えるものではなく、努力しても学歴や年齢等の動かし難い条件で弾かれてしまうのであればお金と時間を無駄にする前に他の道を探した方が得策でしょう。

今回はこれらの個人的な背景が合否に影響するのかということについて一撃で回答させていただきます。

たった一つの回答〜点を取ったやつが受かる!〜

これに尽きますね。そもそも医学部学士編入試験に限らず日本の入試制度というのは批判も受けがちですが、「どんなに貧乏だろうと、サイコパスだろうと、ブサイクだろうと、テストで点さえ取れば受かる」という、極めて公平な制度であるという点では決して悪くない制度だと私は思っています(一部女性の合格ラインをこっそり高く設定して謝罪会見していた私立医学部がありますがそのような特殊ケースは除きます)。

医学部学士編入試験も基本的に同じです。書類審査を行っている大分大学、秋田大学などは審査基準が不明のため断言はできませんが、筆記試験→面接・小論文試験タイプの大学は筆記試験を個人的背景で不合格になることは絶対にありません。勝負は「点を取れるか取れないか」それだけです。文系出身だろうが、お年寄りだろうがどんな性別だろうが受かります。絶対に受かります。点さえ取れば。実際私は文系出身ですが阪大の筆記試験を突破しました。阪大からしたら文系のスポーツ馬鹿なんぞ全く望んでなかったでしょう。しかし得点できれば通るんです。

従って、上記のような個人的背景が少なくとも筆記試験に与える影響は0と断言します。

しかし、こう聞くと次のような疑問が生まれるのではないでしょうか。

「筆記試験は関係無くても面接で減点されるのでは?」

こちらの疑問についても私の回答は同じです。つまり、「点を取れば受かる!」です。どういうことなのか説明しましょう。

二次試験が面接+小論文の大学のほとんどは、筆記試験と面接・小論文試験の結果を合算して最終合格者を発表します。私の知る限り筆記試験突破後筆記の結果がリセットされ、面接の結果のみで合否が決まる大学は愛媛大学のみです。愛媛大学は二次試験でプレゼンがあるため、プレゼン能力に長けた文系戦士が合格を勝ち取るケースも少なくないと聞きます。

つまり、面接に自信が無かったとしても逆転されないくらい圧倒的な得点を筆記試験で稼げばまくられることはないんです。もちろん面接でも良い得点を取るに越したことはないのでしっかりと対策はすることをおすすめしますが。

そもそも、なぜタイトルにあるような疑問を私たちは抱いてしまうのでしょうか?それは恐らく合格者に関する情報を収集する中で「A大学は文系合格者がいない、B大学は毎年男性合格者のみ、C大学は20代しか合格していない」等の情報を目にするからだと思います。そして人間とは情報を自分にとって都合良く解釈する生き物で、「A大学は文系出身者、B大学は女性、C大学は30歳を過ぎた人は合格できない」と解釈してしまうんです。

私はこの解釈は誤っていると思います。当然大学の方針で、面接試験の得点が伸び悩んでしまうという可能性は0ではありません。しかし、そんな可能性のことを考えても仕方がないと思いませんか。私は上記のような情報を目にしたとき、これらの大学を受けた文系出身者、女性、30代以上の受験者がたまたま合格点を取れなかったから落ちただけと解釈しています。ましてや「文系合格者がいないから自分も無理だ」なんて微塵も考えません。

私は上述した阪大で二次試験落ちを食らってしまいましたが、これは私が文系だったからではなく単に筆記試験の得点が通過ラインギリギリだったからに過ぎないと思っています。自分の経歴よりも学力・努力不足に目を向けた方がよっぽど生産的であると私は確信しています。そんなことで悩んでる暇があったら勉強しろって話ですね。

まとめ

後半は少々過激な表現となりましたが、私なりに激励のつもりでメッセージを発信させていただきました。玉石混交の情報の中で不安になることも多々あるかと思いますが、覚悟を決めたらとにかく勉強することが合格への一番の近道です。人間には出身や年齢など、どう足掻いても変えられない定数と、努力でいくらでも伸ばすことのできる変数が存在します。是非定数ではなく変数に目を向けてください。迷いが消えるはずです。

具体的な医学部学士編入試験の戦略や勉強法についてはアーカイブをご覧ください。

ご意見、ご質問等ありましたらいつでもお寄せください。皆様の挑戦を心より応援しております。

それでは。

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