玉砕上等…医学部学士編入試験物理対策後編

Rです。無事Student doctorなるものになれました。

今回は私の医学部学士編入試験物理対策後編です。

前編はこちらをご覧ください。

目次

  • 使用教材

①キャンパス・ゼミシリーズ

②大阪大学過去問

使用教材

①キャンパス・ゼミシリーズ(演習)

演習 力学キャンパス・ゼミ

演習 熱力学キャンパス・ゼミ

演習 電磁気学キャンパス・ゼミ

前編で紹介した教材でとんでもない世界に足を踏み入れてしまったと絶望しつつ、後には戻れないので問題に取り組み始めました。

大前提として、キャンパス・ゼミシリーズは質、量共に最高です。基本的な内容も一問で終わらず角度を変えて何問も出題してくれています。

しかし、私のキャパでは到底太刀打ちできません。理屈はなんとなくわかってきたのですが、微分積分の知識が0すぎて計算を覚えるのに非常に苦労しました。

私は本来答えの求め方よりも「なぜそうなるのか?」を深く考えながら勉強を進めたいタイプなのですが、今回はそんなこと言ってる暇はありません。

そこでとった作戦は、ズバリ「書いてあることをそのまま覚える」です。

あまりにも非効率的ですが、計算法を片っ端から覚えていきました。全巻3周は回しました。意味は全くわかりません。今ではほぼ全て忘れました。

②大阪大学過去問

受験年の4月頃に某大手予備校の阪大集中講座に申し込み、講義を受講しながら過去問を解きました。本講座は5年分の過去問が冊子として付いてくるため阪大志望の方にはおすすめです。

本番までその冊子がボロボロになるまでひたすら解き続けます。といっても大学院試レベルの阪大物理はもはや何を聞かれてるのかもわからない状態で、笑いがとまりませんでした。それでも各大問でなんとか一問は拾えるように何度も何度も挑みました。6週ほど回したと思います。

結果

今思うとなんと効率の悪い方法だっただろうと思います。そもそも脳筋私文の私が阪大に挑むなど到底イカれた話です。

しかし、結果として私は阪大の筆記試験を通過しました。2次試験で面接官の教授から「文系?!これぞ学士編入試験だねえ」と半分引かれました。

点数開示は行っていないのですが、恐らく物理は1桁〜10点台だと思います。

あれだけ勉強してそんな低い点数かよって感じですが、個人的には物理に膨大な時間をかけたことを後悔はしていません。

同じく4科目型である山口大学、浜松医科大学の筆記試験も危なげなく突破できましたし、何よりわからないながらも物理は私たちの生活に密接な関わりがありながら本当に奥深い学問です。

なんとなく物理は「本当に頭の良い人が行う学問」という感じがします。私は物理が得意科目の人を心から尊敬しています。特に量子力学なんて一歩間違うとオカルトの世界に足を突っ込みそうな話を科学的に論じてるロマンの塊のような分野だと私は思います。

非常に辛い日々でしたが、今では吐き気を催す良い思い出です。

まとめ

今回は私の医学部学士編入試験物理対策後編をお届けしました。

最後に文系が物理・化学を勉強して4科目型に挑戦すべきか?という疑問に私なりの回答をしたいと思います。

1年目は2科目校に挑戦して、1校でも筆記試験を突破する実力が着いている方は2年目挑戦時に物理・化学の勉強を開始して4科目校に挑戦する

これです。まず生命科学・英語の2科目で筆記試験を突破する実力があるならば多少精神的に余裕ができているはずです。更に、筆記試験を受かった先、面接での点数はほぼ運です。面接官との相性や順番に大きく左右されます。M-1グランプリより左右されます。であれば宝くじに当たるためにたくさんくじを買うように、筆記試験を突破する大学は1校でも多い方が良いでしょう。そのための手っ取り早い策が4科目校の受験というわけです。

私にできた(?)のですから皆さんも必ずできます。全力で応援しています。ご質問、ご相談等はお気軽にご連絡ください。

それでは。

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