「効率」について
Rです。実習からのバイトが普通にきついと思ってしまうくらいには体力の衰えを感じています。
さて、世間では「タイパ」などというの言葉が流行し、益々「効率」を洗練させることが求められる昨今です。
医学部学士編入試験に挑戦中の社会人の方などはいかに効率良く勉強するかに悩まされます。私もそうでした。
そこで今回はこの「効率」について、私なりの考えをまとめてみました。
目次
効率の良い勉強法とは?
医学部を目指している方に限らず良くいただく質問なのですが、この質問に対する答えはただ一つです。
「人による」
職務放棄と怒られることを承知です。私がどのように勉強してきたかはいくらでもお伝えできます。しかし、私のやり方をやれば合格できるなんてことは絶対にありません。
例えば私は受験生時代も入学後のテスト前も土日は8〜12時間程度必ず寝ます。貴重な勉強時間が削られると考える方も多いと思いますが、私にとって睡眠時間より優先する物はこの世に存在しません。
また、具体的な勉強法においての例では私はテキストにマーカーを引くことは昔からありません。頭の良い人たちが一生懸命大切なことだけを厳選して出来上がったのがテキストなわけで、素人の自分がそこから大事な所を選別するのは愚の骨頂、全部大事だろって思うからです。
従って「今から言う所に線引いて!」的な先生は末代までの敵とみなします。
まあ冗談はさておき、私は「自分の勉強法=効率的な勉強法」などとは間違っても考えません。ただ世の中には効率が良い、要領が良いと言われる人は確実に存在します。そのような人にはどんな共通点があるのでしょうか。
効率の良い人とは?
私が思う効率が良い人とは「自分なりの勝ちパターンを持っている人」です。
いつどこで勉強して、何時間ごとに休憩をとって、息抜きはどうするかなど、自分に合ったスタイルを確立させている人は強いです。ただそんなもの簡単に手に入れられたら苦労しませんよね。そうです、自分のスタイルを確立するのは簡単じゃないんです。
自分のスタイルを確立するためには?
「とにかく行動すること」です。自分に最適な方法を見つけるためには、数多くの経験をしてその中から取捨選択していくことが必要となります。その中には自分には合わない、言ってしまえば無駄と感じることも多くあるはずです。
しかし、非効率を愚直に積み重ねることが実は最も効率的であると私は信じています。
自分のスタイルを確立するための材料として他人の経験を聞くのは良いことだと思います。ただ人の方法を聞いたら、その後実際自分が試してみるというプロセスの方が重要です。やってみると意外と上手くいかないなんてことは良くあります。
東京ヤクルトの村上選手も今シーズン開幕直後調子が悪く、WBCのときに大谷選手や吉田選手など代表選手のトレーニング方法を取り入れた結果何が正解かわからなくなってしまったとのことでした。その後従来の自分の方法に戻したら復調したようです。
この話から言いたいのは他の選手のトレーニング方法が村上選手にとって無駄だったということではなく、別の方法を試したことによってより一層従来の自分のスタイルに自信が持てたということです。つまり失敗に見える開幕前後の取り組みは全く無駄ではないということです。
行動しなくては得られる物は何一つありません。
まとめ
今回は以前から書き留めておきたかった効率についてまとめてみました。
具体的な私の勉強法は当ブログに記載しておりますので是非ご覧いただければ幸いです。
繰り返しになりますが、一番大事なのは人のやり方を見てわかった気になるのではなく、実際に自分がやってみることです。
とにかく愚直に行動して、皆さんなりの必勝パターンを確立していただければと思います。
それでは。