微かな希望の光〜長崎大学筆記試験体験記〜

Rです。

今回は医学部学士編入試験の長崎大学筆記試験体験記を記したいと思います。

長崎大学は鹿児島大学に続いて医学部学士編入試験2校目の挑戦でした。

目次

長崎大学について

長崎大学の医学部学士編入試験は生命科学と英語の2科目型であり、某大手予備校のカリキュラムとの親和性が高いとこから文系受験者も数多い大学です。

所謂「旧六医大」の一つで、医学部としての格は非常に高く、個人的にはもっと人気が出ても良いのではないかと考える大学の一つです。

実は長崎大学医学部学士編入試験は令和6年度試験より英語が外部試験に移行するようです。

外部試験のボーダーについて大学からの発表を抜粋して紹介します。

次の各号に該当し,かつ,TOEFL iBT (Home Edition を含む。)42 点以上,TOEIC L&R/TOEIC
S&W 1150 点以上,実用英語技能検定(英検又は英検 S-CBT)CSE スコア 1950 点以上,ケンブリッジ英語検定 140 点以上,IELTS 4.0 以上,GTEC(4 技能版) 960 点以上,TEAP 225 点以上,TEAP CBT420 点以上のいずれかのスコア・級を有する者
注 1)外国語検定試験は,令和3年 9 月以降に受験した試験かつ出願期間開始前までに発表された
結果(スコア)に限る。ただし,実用英語技能検定(英検)については,二次試験を令和3年9 月以降に受験した試験とする。
2)外国語検定試験は公式スコア(TOEFL iBT(Home Edition を含む。)は Test Date スコアに限
る。)を対象とし,TOEIC IP は対象としない。
3)TOEIC L&R/TOEIC S&W については,TOEIC S&W のスコアを 2.5 倍にして合算したスコアで
判定する。
(1)大学を卒業した者又は令和6年3月卒業見込みの者。ただし、医学部医学科及び相当の学科の卒業者又は在学中の者は出願できない。
(2)学校教育法(昭和 22 年法律第 26 号)第 104 条第7項の規定により学士の学位を授与された者又は令和6年3月までに授与される見込みの者
(3)外国において学校教育における 16 年の課程を修了した者又は令和6年3月修了見込みの者

それに伴い一次試験の配点も変わりました。

生命科学:600点

英語:50点

簡単に言うと、英語は最低限の実力を外部試験で担保して、実質生命科学一本勝負ということです。私もこの形態で受験したかったですね。

また二次試験の配点が小論文・面接・書類審査が各200点ということで、志望動機などの書類についても気が抜けません。

私の受験体験記

私が受験したのは2018年です。医学部学士編入試験挑戦一年目、受験勉強を初めて半年過ぎたくらいの頃でした。

例の如く古の記憶のため、問題の詳細な内容はほとんど覚えておりませんのでお許しください。

暑い夏の日、長崎駅のアパホテルに泊まり、皿うどんで気合いを入れた記憶があります。

当日朝はタクシーで行きました。開放的なキャンパスで好印象を受けました。

当時の私の実力としては、大手予備校の実戦シリーズの途中という段階で、その前に受けた鹿児島大学と比較すると自信は付いていたものの最終合格の5人に食い込むのは相当の運が必要かなという感じでした。

英語によってそこまでぶれることはなく、おそらく長崎大学でも偏差値にしたら58前後くらいかなという出来でした。

生命科学は大手予備校で学んだ内容との親和性が異様に高く、記述もほぼ全ての問題で自信を持って書き切ることができました。

インスリンのアミノ酸配列を突き止めた人物を問う問題から遊び心を感じました(全くわかりませんでした、サンガーさん申し訳ございません)。ノーベル賞受賞者を問う問題は割と恒例みたいです。

帰りに駅前の美味しそうな中華屋さんでラーメンを食べて帰りました。恐らく受験帰りの受験生四人組が仲良く反省会をしていました。試験会場でも仲良さげに群れている方々を良く目にするのですが予備校で仲良くなるのでしょうか。会場で大きな声で得意気に語っている方々がほぼ漏れなく面接試験にいないのはなかなかのホラーです。

そんなこんなで私の長崎大学筆記試験の闘いは終了しました。

結果

受験挑戦一年目は生命科学・英語の2科目校のみの挑戦であったので、長崎大学に落ちたらさっさと4科目受験に切り替えようと考え、物理化学の勉強を始めながら結果を待ちました。

結果は…


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

合格…!!

手応え的は割とあったので信じられないって感じではなかったのですが、いざ合格通知が送られてくるとテンション上がります。

また、これは他の編入生も感じていることかもしれませんが、一校筆記試験通過すると世界が一変します。今まで手探りに行ってきた孤独な闘いに光が差し込み、「いけるぞ!!」という気持ちが一気に高まります。長崎大学に入れるかもしれないというよりはこのまま続ければいずれどこか引っかかるなという安堵と自信を得た記憶が鮮明に残っています。

まとめ

何とか筆記試験を突破した私ですが、お察しの通り面接試験で見事に散りました。そこまで広がる内容でも無いので記事にするほどでもないです。

ただタイトル通り微かな、しかし確かな希望の光が見えた試験となりました。記事を書いているだけであのときの熱い気持ちが蘇ります。

今後も少しずつ体験記を記事にしていきたいと思います。

それでは。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です