玉砕上等…医学部学士編入試験物理対策前編
Rです。三笘選手のパスのときゴールラインテクノロジーが前田選手の頭に反応した説で今年一番笑いました。
今回は医学部学士編入試験体験記史上恐らく最も参考にすべきでない私の物理学勉強法です。少し長くなりそうなので2回に分けてお送りします。
いかに無謀な挑戦をしていたのか嘲笑ってもらうか、「こいつよりはましだ」と自信を付けて頂ければ何よりです。
目次
勉強開始時の実力
さて、早速勉強開始時の私の物理戦闘力ですが、「紛れもなく0」です!!
卒業学部はネットやSNSで大人気の私文というやつですし、高校時代も物理なんて1秒も勉強していません。そもそも附属校だったので物理に限らず高校時代に勉強自体をした記憶が皆無なのですが。
私は受験勉強開始から一年目で合格できなかった時点で二年目は四科目受験で阪大に挑戦することを決意したのですが、0から一年で大学院レベルの阪大物理に挑むというのは結論から言うと無謀以外の何物でもありませんでした。
しかし、一応筆記は通ったのと、物理という学問自体非常に奥が深く(恐らくその深さの10分の1も理解できてない)、今まで勉強してこなかったことに勿体なさを感じたので、結果は出ませんでしたが勉強したことは無駄ではなかったなと感じています。
使用教材
大手予備校講義ビデオ
何から手を付ければ良いか全くわからなかったのでまずは某大手予備校の物理基礎講義ビデオを視聴しました。日本語を話しているはずなのに何も理解できないという怪奇現象に戸惑いつつも、とりあえず板書をノートに書いてそのまま覚えました。
①橋元の物理基礎をはじめからていねいに
はじめからていねいに説明していただけるなら読まない手は無いということで読んでみました。
読んだ感想としては、「なんか物理って面白いな〜」って感じです笑
読書の感覚で一周読んだだけです。
複雑な計算などはできるようにはなりませんが、物理というのがいかなる学問なのかを理解する上で非常に良書だと感じました。この辺で物理の問題を解くためには微分・積分等の数学の知識が必要であることも明確になり始め、絶望感がより色濃くなってきます。
②よくわかるシリーズ 前野昌広 東京図書
物理という学問の世界観をほんのりわかった気になった所でいよいよ問題に挑んでいきます。ここで使ったのは以下3冊です。
解説メインで途中で問題が挟まれていく内容です。
やってみてですが、全くよくわかりません。これは決して本の批判をしているわけではありません。恐らく非常にわかりやすくまとまっています。しかし私が無能すぎるのと前提となる知識が不足しすぎているせいで「言いたいことはわかるけど計算して答えを出すのは絶対無理!」という状態です。
これらもひとまず一周問題を解きながら読み進めていくという形で、わからないことをわからないまま覚えるという新境地を開拓していきました。
③単位が取れる量子力学ノート
量子力学はいよいよ何言ってるかさっぱりわかりません。この学問を極める人は本当に頭が良いんだな〜とつくづく思います。
阪大でもそこまで頻出ではなかったので一周さらっと読んで本番出ないことを祈るのみです。
まとめ
ひとまず今回は前編をご紹介しました。
ここまではインプットメインで問題を解くことにそれほど時間は割いていません。というより解こうとしても解けるわけありません。上記の工程を完了するまで3〜4ヶ月程かかりました。
これは文系にも関わらず物理をがっつり仕上げて4科目校に挑戦するという私のようなクレイジーな方へお伝えしたいのですが、理解しようとすると沼にはまります!
理解せずに覚えるなど本来は自らのポリシーに真っ向から対立するやり方なのですが、私の能力と残された時間を考えるとこれしか方法はありませんでした。
そんな私の更なる苦悩は後編でお楽しみください。
それでは。
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